診断前には、事前にアンケートのご記入をお願いしています。

  • 好きな色
  • 苦手な色
  • 普段よく着る服
  • 服選びのお悩み

など、一つひとつ読ませていただきます。

アンケートを読みながら、

「こんな雰囲気の方かな。」
「きっとこんなお悩みがあるのかな。」
そんなことを思い浮かべながら、診断の準備をしています。

実際にお会いすると、

「やっぱりそうだった。」

と思うこともあれば、

「なるほど、そういうことだったんですね。」

と新しい発見があることもあります。

この時間も、私にとっては診断の大切な一部です。

これまで多くのお客様を診断してきて感じることがあります。

それは、

「なんとなく苦手」と感じている色や服は、実際に苦手なことが多い。


ということです。

診断の中で、

「この素材は苦手ですよね。」
「この色はあまり選ばないですよね。」

とお伝えすると、

「そうなんです!」

と笑顔で答えてくださる方が本当に多いのです。

人は、自分に違和感のあるものを、
無意識のうちに避けていることが少なくありません。

一方で、

好きなファッションが、
そのまま一番似合うとは限りません。

好きだからよく着ている。

でも、

「なんとなくしっくりこない。」

そんな方もたくさんいらっしゃいます。

だからこそ、

「好き」



「似合う」

を分けて考えることも大切です。

実は私自身、黒が苦手です。

若い頃から、
黒い服を着ると

「なんとなく顔色が悪く見える。」
「重たく見える。」

そんな違和感がありました。

でも、

「このデザインが合わないだけかな。」
「もっと違う黒なら似合うかもしれない。」

そう思って何度も挑戦していました。

黒が好きだったわけではありません。

ただ、

「着られるようになりたい。」

そんな気持ちがあったのです。
(黒が似合う人ってオシャレに見えませんか?)

でも診断を学び、
私には黒そのものが調和しにくい色だと分かったとき、

「あぁ、デザインの問題じゃなかったんだ。」
「私にセンスがないからではなかったんだ。」

と心から納得し、安堵しました。

それからは、
黒を無理に探したり、

「今度こそ似合うかも。」

と挑戦したりすることがなくなりました。

その変わり、
自分に調和する色を選ぶようになり、
服選びはずっとラクになりました。

診断の中では、

「これは似合います。」
「これは苦手です。」

とお伝えするだけではありません。

なぜ似合うのか。
なぜ苦手なのか。

その理由も一緒にお伝えしています。

理由が分かると、
「だから今まで違和感があったんですね。」
と納得される方が本当に多いです。

服選びで迷う方は、
センスがないわけではありません。

「なんとなく似合わない。」
「なんとなく苦手。」

その感覚は、実は間違っていないことが多いのです。

ただ、
その理由を知らないだけ。

私は診断を通して、

その「なんとなく」を、
「なるほど、だからだったんですね。」

という納得に変えるお手伝いをしています。

服選びは、
知識が増えることよりも、
理由が分かることで、ぐっとラクになります。

診断前のアンケートを読みながら、

「この方の『なるほど』につながる時間になりますように。」

そんなことを考えながら、当日を楽しみにお待ちしています。


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